よくあるご質問
皆様からよくいただく質問を掲載いたしました。ご参考になさってください。
Q お盆のお墓参りはいつ行けばいいでしょうか?マナーと仕方についても教えてください。
A お盆には、ご先祖様の霊が家に戻ってくるとされています。
そのため、お盆の前に仏壇をきれいに掃除したりお墓参りをしてお花をお供えしたり、準備をしておきます。
お墓参りの時期に決まりはありませんが、ご先祖様をお迎えする13日が一般的のようです。
もしも時間の都合がつかなければ、お盆になってからでもお墓参りに行って大丈夫です。「ご先祖様の霊は家にいるのに、お墓に行っても意味がないじゃないか」と思われるかも知れませんが、お墓をきれいにして差し上げることは供養になります。ご先祖様が戻っておられるからこそ、大切にしてください。
お墓参りの手順を簡単について
まず、お墓に着いたら手を合わせて一礼をします。
枯葉やゴミを拾ったり、雑草を抜いたりして周囲をきれいにします。手桶などに水を汲んできて墓石に水をかけ、布で汚れを拭き取ります。硬いタワシやブラシで墓石を擦ると、傷ついて艶がなくなることもありますので、柔らかな布やスポンジがおすすめです。
掃除が終わったら、手桶などできれいな水を柄杓で汲んで、墓石にかけて清めきれいな布で拭きあげます。
花立にお花を飾り、水鉢に水を注いで、お供えをして、お線香を焚きます。故人との縁が深い順番でお墓の前に両膝をついて合掌をします。
お墓参りが終わったら片付けて、お供えを家に持ち帰ります。
お線香の火を消すとき、口で息を吹きかけずに手であおいで消します。
仏教において、お線香は身体と場所を清めて、仏様に香りをお供えする神聖なものです。
人の口は悪い行いを生み出すものと考えられおり、息で吹き消すのはマナーに反します。
Q 盆提灯を飾る時期について教えてください?
A 本来は迎え盆の13日から、送り盆翌日の16日(地域によっては17日)まで飾ります。片付けは16日にすることが多いようです。盆提灯は故人を偲ぶ気持ちの表れなので、もちろんこれより長い期間飾っても大丈夫です。特に初盆を迎えられるご家庭では7月31日から8月31日まで飾ってお祀りします。
Q 盆提灯の処分はどうすればいいのでしょうか?
A 初盆用の白張提灯等は送り火の際に燃やして各家庭で供養することが一般的でしたが、最近は住宅事情で難しくなりました。お寺様でお焚きあげをお願いするのをおすすめします。もし、ご自宅で処分をされる場合は、お塩をふってお清めをし、白い紙で包んで処分する方法もあります。(各自治体によって分別が違いますのでご確認ください)
絵柄や色のついた盆提灯は毎年飾ることが出来まので、お盆が終わった後は手入れをしてしまっておきましょう。モダンなデザインの盆提灯につきましては、普段でも飾ることができます。祈りの空間の演出として是非お使いください。
Q お寺さんにこのような仏壇(現代仏壇)で何も言われないでしょうか?
A たくさんの方から寄せられるご質問です。
お客様に「故人を供養したい」という気持ちがあるのですからそれで十分です。信仰の対象の場合でも、ご本尊を間違わなければ問題ありません。ギャラリーを訪れたある御住職は「現代の生活空間に合ったものが出てきたのはすばらしいことです。仏壇は小さくてもいいから一番身近な所に置くよう檀家さんにお話しています。このような固定概念にとらわれないアイデアは良いことですね」と仰ってくださいました。今の時代は自分の価値基準で決め、きっちり祀って頂ければ良いのではないでしょうか。
Q 仏壇を購入する時期はありますか?
A 特別ありません。
お仏壇を構えること自体は、ご先祖様や仏様の加護を得るという意味で祝い事であり、縁起の悪いことではありません。新しく仏様ができたときにお仏壇が必要になるので、それを逆にとって縁起の悪い迷信ができたのでしょう。
Q 仏壇の安置する場所や向きに決まりはあるのですか?
A 宗派や昔からのしきたりなどによって様々な考え方があります。
しかし、ご家族が落ち着いてお参りできる場所をお選び頂くのが一番です。ただ、仏壇は木製なので、直射日光が当たる場所や湿気の多い場所は避けてください。
Q 写真を仏壇の中にお祀りしてもいいのですか?
A 宗派や地域によって、仏壇の中は極楽浄土であるから故人の現世の姿である写真をお祀りしてはいけないという考え方はあります。しかし、お参りする時、故人の姿をとどめる写真が想い出と共に大切なものならば、お仏壇の中に置いても何の問題もないでしょう。もし気になるようでしたら、中ではなくそばに置いてさし上げてください。
Q 買い換えの場合、古い仏壇の処理はどうすればいいですか?
A お買い求め頂いたお店でお引き取りをいたしております。
お持ちのお位牌やご本尊は、新しいお仏壇で引き続きお祀りされるのもよし、またお仏壇と合わせて新しくすることも可能です。現代仏壇に従来のものをお入れするとマッチすることも多くあります。お仏壇全体に風格が出てお落ち着いた感じになることもあります。
Q 仏壇って必要なんですか?
A 亡くなった方をお祀りするというのは、日本の伝統的な「慣習」です。
どんな形であれ身近に亡くなった方がいらっしゃれば自分の納得いく方法でお祀りするのがいちばんいいのではないでしょうか。メモリアでは箱型だけでなくオープンタイプや写真立て付きなど、現代の生活様式に合った商品を豊富にラインナップし、お客様の祀る気持ちを演出するお手伝いをしております。
この他、仏壇や仏具について、分からないこと、困ったこと、疑問に思うことがあれば、「お問い合わせ」にて、何でもお気軽にお尋ねください。心を込めてご相談にお応えいたします。