秋のお彼岸に向けて

今年の秋彼岸は9/20(水)~9/26(火)です。

お彼岸は、ご先祖様のお浄土での幸せを願って仏事を行う期間で、春と秋の2回あり毎年『春分の日』と『秋分の日』を日中として、前後三日間を合わせた七日間のことをさします。

七日間のうち、中日(春分の日&秋分の日)が御先祖様に感謝する日で、その前後三日間は人が生きていく上で良いことと悪いことをきちんと判断し、正しい行いが出来るようになるための6つの行いを一日ひとつずつ行うとされています。

また、それぞれ春彼岸と秋彼岸と呼ばれており、初日は彼岸入り、最終日は彼岸明けといいます。この期間は、多くのお寺で「彼岸会」という、ご先祖様を供養し私達もお浄土へ往けるよう願う法要が行われ、日本独自の行事で奈良時代から行われるようになったとされています。

 

秋のお彼岸の中日である秋分の日は、太陽が真西に沈みます。

西は阿弥陀様のいらっしゃる極楽浄土がある方角です。彼岸会に参加したり、お墓参りをしたり、ご先祖様への想いを奉げ、西の彼方にある、お浄土に想いを馳せてみませんか。

 


生花を特殊な方法で作られた『プリザーブドフラワー』は生花の美しさをそのまま飾ることが出来、枯れることがないので一年中お仏壇の中が明るく華やかになりご先祖さまもきっと喜ばれます。

今お使いの花立に、生花の代わりとしてお供えしていただけます。

プリザーブドフラワーは贈り物にもおすすめです。

◆プリザーブドフラワー『華結び』 

各サイズ:横 約5cm×高さ 約17.5cm(持ち手約7cm含む)

本体価格:2,900円 税込価格:3,190円

◆ガラスドームのプリザーブドフラワー

ガラスドームがプリザーブドフラワーをホコリからガードし、永く美しい状態を保ちます!

大切な故人さまに、いつも美しいお花をお供えしたい…そんなお気持ちに寄り添ったお供え花です。

 

豆知識

6つの行いの『六波羅蜜(ろくはらみつ)』とは?

煩悩と迷いの世界である「此岸(しがん)」とは私たちが生きている世界のことで、「六波羅蜜(ろくはらみつ)」の修行を行うことで、煩悩から解き放たれたり悟りの世界である「彼岸(ひがん)」の仏の世界へと到達できるのです。

六波羅蜜(ろくはらみつ)

1. 布施(ふせ)…他人への施しをする(分け与える)

2. 自戒(じかい)…戒めを守り、反省すること(規律を守ること)

3. 忍辱(にんにく)…不平不満を言わず耐え忍ぶこと(怒りを捨てる)

4. 精進(しょうじん)…目標に向かってたゆまず努力をすること

5. 禅定(ぜんじょう)…心を安定させること

6. 智慧(ちえ)…真実を見る智慧を働かせること